当企画は『NARUTO』日向ヒナタ溺愛非公式ファン企画です。原作者及び関連企業団体とは一切関係ございません。趣意をご理解いただける方のみ閲覧ください。

天使と使い魔(うさ耳族)

TAG: 天使 (7) /使い魔 (3) /ヒナタ (6) /はすの (35) /空也 (9) /絵チャログ (8)| DATE: 10/27/2012 00:09:18

003.jpg
こういう絵茶ネタでもいいかなvv

空也さんに一筆お願いしました~
天使~~v

私のはバニコスに見えなくもない(ていうかバニコスだろって突っ込まれそうw)
うさ耳だよvうさ耳v

うさ耳ヒナタは使い魔にしてみたv
主に悪戯します的なv(゜∀。)

[ 空也&はすの ]

〈水神ヒナタ〉―ネジくんの使い魔―

TAG: 使い魔 (3) /ネジ (54) /うにょ (2) /イラスト (51) |DATE: 11/15/2012 11:51:04

025.jpg
こんにちは~(^-^*)/
人外ヒナタ初挑戦で、最初はピンときませんでしたが、ヒナたんの流れる様な藍髪から水を連想しました!ヒナたんならその愛とやさしさで誰かを守るために命懸けで戦いそうです。
イメージ的にはRPGか、カードバトル物。ネジくんは主人公ライバル的な存在です。ヒナたんは炎・火炎系の攻撃を無効化することが出来ます。対戦相手はナルコちゃん、使い魔はファイヤードラゴン イタチLv:50です。

[ うにょ ]

❋COMMENT❋

AUTHOR: はすの|DATE: 11/15/2012 17:24:58|TITLE: 完全防御の護り(*´д`*)

うにょさん・・・・どこが想像力に乏しいというのか私には皆目わかりません(>_<)
素晴らしいこの水と炎の質感・・・手描きでこれを・・・:(;゙゚'ω゚'):
迫力がまた素晴らしいvv(ToT)ネジには是非ともカードバトラーNO.1に輝いて欲しいものですv←勝手にカードゲーム解釈vv原画が欲しぃvv

AUTHOR: うにょ|DATE: 11/16/2012 21:07:00|TITLE: はすの様ありがとうございます

私の知ってるカードバトル物は初期の遊戯王だけですけどね〜ポケモンも少し世代がズレてるので見てないし衣装が思い浮かばず、とりあえずネジの額のバンダナに陰陽マークを描いたら、もうキョンシーしか浮かばなかったという‥(古っ;) ヒナたんは鱗を身につけようかと思いましたが、ネジくんが抱きついた時の触り心地を優先して却下いたしました〜

或る午後に

TAG: 使い魔 (3) /ネジ (54) /熊猫 (11) /小説 (39) |DATE: 12/19/2012 02:36:45

使い魔のヒナタが、大人になれるのは、ネジの愛に目覚めたときですが…何世紀かかるかは不明です(笑)
[ 本文 ]

サンルームで寛いでいると、カチャカチャと陶器が立てる音が近づいてくる。


ネジは、頁を捲る指を止めて、扉を開ける者へと、視線を向けた。
茶器を乗せた盆を捧げ持つ少女…いや、細い手足や、その背丈から、まだ幼女といってもいい位の子供が、入ってくる。
彼女の着る召使のお仕着せの黒のワンピースに、白いエプロンは、ネジの趣味ではなく、彼女が自分で選んだ物だった。


―――――せっかく、用意してやったのに…無駄にして…と、ネジは常々言うのだが、彼女は困った顔をして、ネジが用意したドレスを着なかった。


行儀良く、部屋へ入ると、彼女は、ネジの傍らのティーテーブルへ盆を置き、手際よくお茶を淹れる。
馥郁とした香りに、ネジの口元が、ほんの少し緩んだ。


「ご主人様、お茶です」


だが、彼女が一言、こう言った途端、ネジの口端は思いっきり下に下がり、眉は上り、眉間に皺が寄った。
ジロリと、稀有な白眼が、剣呑に彼女を睨む。


ネジが、その気になれば、視線で、全てを石にも、醜いケダモノにも、変える事が出来る。
シュヴァルツヴァルトを統べる主であるネジを、人々は、その目や姿、そして行いからヴァイスティーアと呼び、畏れていた。
この広大な森を囲む、近隣の王達の一人も、怖いもの知らずを謳うならず者も、ヴァイスティーアのシュヴァルツヴァルトに足を踏み入れるような愚考は犯さなかった。
いや、愚考を犯した者の全てが、シュヴァルツヴァルトで、矮小な姿に変えられ、二度と森から帰る事は許されなかった。


ネジの統べる森は、不可思議の場である。


獣も、樹木も、草花も、その全てが異界の影響を受けている。
其れは、ネジが望んだ結果でもあり、ネジそのものが影響を与えた結果でもあった。


何故なら、ネジは、純粋な魔が転化した魔法使いであった。


世界に並ぶ者のない魔法使いである主の言いつけに、彼女は逆らった。
睨みつける主は怖いが、それでも自分のような者が言ってはいけないと、思ったのだ。
だが、主は黙って睨むだけで、何も言ってこない以上、彼女が折れるしかない。


ウルウルとした泪目で、一応言い訳をしてみる。
「だって…ヒナタは使い魔で…だから…恐れ多いです」
「オレがいいと、言っているんだ。使い魔風情が逆らうな」
だが、ネジは、ムスリと怒ったまま、その言い訳を斬って捨てる。


ヒナタは、ネジの魔法によって創られた使い魔だった。


使い魔として生を得たのは、ほんの半世紀ほどで、魔としては、まだまだヒヨっ子もイイところ。
ヒナタの成長は、人の子より格段に遅く、その分、寿命は恐ろしく長いと、主は教えてくれた。
そして、お忍びで、主と初めて街に行った時に、人の子の歳で、自分の姿が、まだ10歳くらいだと知った。
主の様な体格を、大人と言い、自分の様な者は、子供と呼ばれると学んだ。
自分が、主のように大人と言われるのは、いつなのかと尋ねれば、主は「さあな…」と微笑って答えてくれなかった。
そして、街から帰ってくると、主は一つの言いつけをヒナタにしたのだった。


それは…
「ネジ…兄さん」
恐れ多くも主を「兄」と呼べという事。


主の言いつけは絶対だが、敬うべき主人を、兄…それも使い魔ごときの…ヒナタはぎゅっと目を瞑って、ネジの言いつけに従った。


「よし」


ヒナタの悲壮な表情と反対に、ネジは、ティーカップの湯気の香りを楽しみ、上機嫌な微笑を浮かべる。
主の美しい微笑を見られるのは、使える者として嬉しいが、どうしても納得のいかないヒナタは、何度も繰り返した疑問を、尋ねる。


「でも、どうして…お兄さんじゃないといけないんですか?」
これまで、答えらしい答えをくれなかったから、きっとまた、はぐらかされると思い、ヒナタは少々、拗ねた言い草をする。


いつもは大人しく、我が儘など言わないヒナタが見せた、そんな姿に、ネジは面白そうに目を瞠った。


そして、これも彼によく似合う、やや意地の悪そうな微笑を浮かべて、一応の理由を教える。
「街に行って、子供姿のお前に、ご主人様などと呼ばれると、オレが白い目で見られるからだよ」


確かに、街では、ヒナタ位の姿の子供が、働いているのを見かけなかった。
だが、ヒナタは使い魔で、子供ではない。


理由がそれならと、ヒナタは、ネジに提案をしてみる。
「じゃぁ…街に行くときだけ…」
「無理だろう。そんな器用さはお前にないよ」


呆れたように、ネジは鼻で哂って、肩を竦めた。
ネジの言い分が、確かな事だけに、ヒナタは、それ以上逆らえずに、愚図りだした。


「うぅ…私…魔法も使えないし、力もないし…変身も出来ないし…使い魔なのに…」
どうして、こんな自分を、力ある主人のネジが、使い魔として練成したのか、不思議でしょうがない。
だが、ヒナタがどんなに泣き言を言っても、ネジはただ微笑むだけで、答えてくれることはなかった。


「ふふ…確かにな」
「ふぇ…」
それどころか、ヒナタの言い分を肯定して、役立たずな事を否定してくれもしない。
あまりにあまりなネジに、ヒナタが思わず泣きそうになると、ネジは使い魔のヒナタを抱き寄せ…


「だが、茶は旨いよ」
そう言って、ヒナタを膝に乗せて、馥郁とした茶を飲んだ。


それは、かつて、愛しい少女が、ネジに淹れてくれた茶と、同じ香りと味。


かつて…あの懐かしく愛しい少女は、ネジにいつも旨い茶を淹れてくれた。


その少女が、無残な最期を迎えた時に、ネジは人から魔へと戻った。
魔から吹き出す、純粋な悪意と平等な残忍さが、一つの国を、大陸を…そして、世界を恐怖で満たし、時を破滅へと向かわせた。
世界に満ちた邪と悪の闇の中、光が小さく瞬いた。
それは、失った少女の欠片を、花と綺羅の供物を捧げ弔った塔から、ネジを呼ぶように、瞬いた。


ネジは、魔であった。


魔が捧げ、触れた少女の欠片は、悲しいかな魔に冒されていた。
それは、魔の時で瞬きの間、人の時間で永の時に、魔と人の欠片と美しい捧げ物の練成がなされた。
魔が、光に導かれ、塔へと姿を現した時、小さな光は、命の息吹として魔を授けた主人を、悦びを持てって迎えた。


その光の面影に、魔は、己自身でも出す事を忘れていた声を思わず呟いた。


―――――ヒナタ


そう、呟いた時、光はヒナタとして、正しく練成された。


そして、魔はネジへと還り、ヒナタを連れて、シュヴァルツヴァルトの主と戻った。



entry top▲

熊猫

❋COMMENT❋

AUTHOR: はすの|DATE: 12/19/2012 19:49:45|TITLE: (´∀`*)ファタジーvv

ファンタジーvv熊猫さんのファンタジーvv(´∀`*)ハァハァv 素敵な幼使い魔ヒナタンをありがとうございましたvv ロリ・・いえっ小さな使い魔ヒナタンが一生懸命お茶を運ぶ姿はネジには鼻血ものですよね。彼女の目覚めは一体いつになることやらvvでも永遠の存在であるネジにはその時間すら愛おしいのでしょうね・・・ 羨ましいっ(´ε`;)